白石 智子 准教授
准教授
白石 智子
SHIRAISHI Satoko
地域に生きる人々がどのように成長し、どのような課題を抱えるのか、その成長や課題に対し、どのように支え合うことができるか、心理学の視点から考えていきます。地域における、あなたと私、そして私たちの関係について、一緒に学んでいきましょう。皆さんとの出会いを今から楽しみにしています。
確かな学問的基礎を身に着け、かつ、自らの専門に閉じない学びが可能です。例えば、仕事を始めれば、自分とは異なるバックグラウンドをもった人々と共に働くことになります。そこでは、様々な考え方・価値観・アプローチ法が飛び交い、合意形成が重要になります。新学部では、文理融合という多角的・多面的な視点にみっちり触れ、それらを実践的に身に着けていきます。
専門分野
臨床心理学、健康心理学、パーソナリティ心理学
担当科目
地域実践心理学、ストレスマネジメント
想定される進路(出口)と課題
「心理学を学ぶと、将来どんな役に立ちますか?」「心理学を学んでも、就職するのが難しいと聞きました」…オープンキャンパスなどでよく出る質問です。確かに、心理学の専門家になる道は非常に限られます。しかし、心理学は決して専門家になる人だけの学問ではありません。そこで扱われる知識や方法、実践は、わたしたちすべてに開かれたものです。新学部では、心理学の視点をもったコミュニティデザインに取り組める人材を養成します。
略歴
愛媛県松山市出身。
愛媛県立松山東高校卒業後、上京。
早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程、同博士後期課程(単位修得退学)にて学ぶ。博士(文学)。
臨床心理士。
早稲田大学文学学術院心理学教室助手を経て、2009年6月宇都宮大学に赴任。
メンタルヘルス、特にうつの発症予防についての基礎研究および予防プログラムの開発・評価を行っています。最近は、マンガへの接触を通したメンタルヘルスへのアプローチにも興味をもっています。